【スプレッド評価】海外FX業者LAND-FX(ランドエフエックス)
LAND-FXの会社概要
LAND-FXは、2013年創立の海外FX業者で、会社名の表記は「Land-FX (Land Prime LTD)」。
所在地は「Plaza Level, 41 Shortland Street, Auckland, 1010, New Zealand」、本社はニュージーランドにあります。
ライセンスは、日本人向けのサービスにはセントビンセント金融サービス機構(FSA)を取得。
グループ会社は、非常に取得が難しい英国金融行動監視機構(FCA)のライセンスを取得しています。
日本人専用のお客様サポートがあり、メールかライブチャットで対応。
問い合わせ対応時間は、メールの場合は日本時間の平日10時~18時、ライブチャットの場合は日本時間の平日11時~17時です。
取引時間はオープン月曜日7:05~クローズ土曜日7:00で、サマータイム適用時は1時間早くオープン・クローズします。
会社概要 | |
---|---|
会社名 | Landfx Ltd (Land Prime LTD) |
本社 | Plaza Level, 41 Shortland Street, Auckland, 1010, New Zealand |
設立 | 2013年 |
ライセンス番号 | Landfx Ltd:23627 IBC 2016 Land Prime LTD:709866 |
最強スペックにリニューアル!LAND-FX
LAND-FXは、元々スペックが高く、スプレッドの狭いと評価されていた業者です。
そんなLAND-FXが、2022年3月28日より大幅のリニューアルを実施し、さらにハイスペックに!
業界最強クラスのメリットがいっぱいです。
- 最大レバレッジ「無制限」
- ロスカット水準0%!ギリギリまで勝負できる
- ゼロカットシステム採用で追証なし
- FCAとFSAの2つの金融ライセンスを取得
- 通貨ペアが67種類と豊富
最大レバレッジ「無制限」
リニューアルにより大きく変わったのが最大レバレッジです。
以前の最大レバレッジ500倍から、驚きの「無制限」に変更され、業界トップのハイレバトレードが可能になりました。
口座残高によって制限はありますが、10万円未満であれば「無制限」で、50万円未満でも2000倍です。
証拠金額 | レバレッジ | 1回の取引毎の 最大エントリーロット数 | 最大保有可能ロット数 |
---|---|---|---|
~999ドル | 無制限 | 30 | 100 |
1,000~4,999ドル | 2000倍 | 30 | 100 |
5,000~29,999ドル | 1000倍 | 30 | 100 |
30,000~199,999ドル | 500倍 | 30 | 100 |
200,000ドル~ | 200倍 | 30 | 100 |
ロスカット水準0%!ギリギリまで勝負できる
ロスカット水準もリニューアル時に変更があり、こちらも業界トップのロスカット水準0%
に!
マージンコールは証拠金維持率30%で発生します。
ロスカットになると強制的に決済されてしまい、負けが決定してしまいます。
ロスカット水準0%であれば、証拠金がゼロになるまでポジションを持つことができるので、挽回のチャンスも十分狙えます。
ゼロカットシステム採用で追証なし
ハイレバトレードで心配なのが、レートが急変動した際の損失です。
多くの海外FX業者と同様に、LAND-FXもゼロカットシステムを採用。
証拠金以上のマイナスが出た場合は、業者側が自動的にリカバリーしてくれます。
つまり、「追証」が発生することがないので、安心してハイレバレッジでトレードすることができます。
FCAとFSAの2つの金融ライセンスを取得
LAND-FXでは、2つの金融ライセンスを取得しています。
日本人向けのサービスでは「セントビンセント金融機構(FSA)」を、親会社が「英国金融行動監視機構(FCA)」を取得しています。
親会社の取得しているFCAは、厳しい審査をクリアする必要があり、世界でも取得が非常に難しいとされているライセンスです。
その分、信頼性・安全性が高いライセンスとなっています。
通貨ペアが67種類と豊富
LAND-FXで取引できる商品は以下の通りです。
- 通貨ペア・・・67種
- 貴金属・・・4種
- CFD・・・3種
- インデックス・・・4種
通貨ペアは67種類と豊富で、メジャーからマイナーまで取り扱っています。
<通貨ペア一覧>
日本でも人気の高いXMは57種類、ハイスペックが売りのTitanFXが60種類、最近人気のGEMFOREXは44種類です。
主な海外FX業者の中でも、海外FX業者老舗iForexの83種類に次いでLAND-FXは2位。
特に英ポンド絡みの通貨ペアは業界トップ、米ドル絡みの通貨ペア数もiForexと同一一位の豊富さを誇ります。
LAND-FXのデメリット
- ボーナスがない
- 出金に手数料がかかる
ボーナスがない
2022年3月のリニューアルでさらにハイスペックになったLAND-FXですが、その代わりにボーナスがなくなりました。
今まではボーナスキャンペーンとして「入金ボーナス」「リカバリーボーナス」などを実施していましたが、すべて停止している状態です。
とは言え、リニューアル後のLAND-FXは、他業者と比べても圧倒的なハイスペック環境ですので、ボーナスがなくても利用する価値は十分です。
出金に手数料がかかる
LAND-FXでは、入金に関しては最低入金額以上であれば無料。
ところが、出金の場合はクレジットカード以外の方法で手数料がかかります。
銀行送金では45ドル、STICPAYは0.3ドル+出金額の2.5%かかってしまうのは、デメリットと言えるでしょう。
LAND-FXの口座タイプ
LAND-FXの口座タイプは、主に「Standard口座」「Prime口座」「ECN口座」の3種類です。
Standard口座 | Prime口座 | ECN口座 | |
---|---|---|---|
最狭スプレッド | 0.9pip | 0.5pips | 0pips |
レバレッジ | 無制限 | 無制限 | 最大1000倍 |
初回最低入金額 | 1,000円/$10 | 30,000円/$300 | 100,000円/$1,000 |
最低取引量 | 0.01Lot | 0.01Lot | 0.01Lot |
両建て取引 | 可能(同一口座内) | 可能(同一口座内) | 可能(同一口座内) |
ロスカット | 0%(マージンコール:30%) | 0%(マージンコール:30%) | 30%(マージンコール:50%) |
口座の通貨 | JPY, USD | JPY, USD | JPY, USD |
1ポジションの 最大保有数 | 30 Lot | 30 Lot | 30 Lot |
最大保有Lot数 | 100 Lot | 100 Lot | 100 Lot |
取引手数料 | なし | なし | 1Lot片道0.3pip |
※その他にも、イスラム教徒に適したスワップフリー口座「Islamic口座」や書類提出なしで開設できる1ヶ月限定の「エクスプレス口座」もありますが、メインで使用する機会は少ないので今回の比較からは外しています。
「Standard口座」と「Prime口座」はSTP方式の口座、「ECN口座」はECN方式の口座になります。
Standard口座
一般トレーダー向けのスタンダードな口座になります。
最大レバレッジ「無制限」やロスカット水準0%などのメリットをすべて利用でき、通貨ペア・貴金属・CFD・インデックスが取引できます。
初回最低入金額が1,000円と低く取引手数料も無料なので、1番始めやすい口座と言えます。
Prime口座
Standard口座とスペックはほぼ同じですが、スプレッドが狭く設定されています。
その代わりに初回最低入金額は3万円とややハードルが上がります。
後ほど詳しく紹介しますがスプレッドの狭さは業界トップレベルで、プラス最強クラスのハイスペックを併せ持つ口座です。
ECN口座
ECN口座は、ECN方式でインターバンク市場に直結しているため、透明性が高いのが特徴です。
最狭スプレッド0pipとかなり狭いですが、往復0.6pipの手数料がかかってきます。
レバレッジは最大1000倍、ロスカット水準30%と、他の口座に比べてややスペックが落ちます。
また、最低入金額が10万円とハードルが高く、上級者向けの口座と言えるでしょう。
口座タイプ別スプレッド比較
LAND-FXの3つの口座タイプのスプレッドを比較してみましょう。
Standard口座 | Prime口座 | ECN口座 | |
---|---|---|---|
平均スプレッド | 平均スプレッド | 平均スプレッド (実質スプレッド) |
|
米ドル/円 | 1.3pips | 0.8pips | 0.3pips (0.9pips) |
ユーロ/円 | 1.6pips | 1.3pips | 0.7pips (1.3pips) |
英ポンド/円 | 1.9pips | 1.4pips | 1.0pips (1.6pips) |
ユーロ/米ドル | 1.2pips | 0.7pips | 0.2pips (0.8pips) |
英ポンド/米ドル | 1.2pips | 0.8pips | 0.4pips (1.0pips) |
取引手数料 | なし | なし | 往復6ドル (加算pips=0.6pips) |
一般的にECN方式の口座は、スプレッドの狭さに特化した口座で、どの業者でも1番スプレッドが狭く設定されています。
LAND-FXのECN口座も、スプレッドだけ見るとスプレッドは狭いです。
ところがECN口座には手数料が往復で6ドルかかりますので、それを加算した「実質スプレッド」で比較するとPrime口座の方がスプレッドが狭いのが分かります。
Prime口座のスプレッド評価
LAND-FXには、STP方式の口座が「Standard口座」と「Prime口座」の2種類用意されています。
2つを比べてみると最低入金額以外はスペックはまったく同じで、尚且つ「Prime口座」の方がスプレッドが狭く設定されています。
ですので、LAND-FXでは「Prime口座」のスプレッドを見ていきます。
メジャー通貨のスプレッド
まずは、日本円とメジャー通貨のペア、外国通貨同士のペアで平均スプレッドを見ていきましょう。
<日本円との組み合わせ>
|
<外貨同士のペア>
|
他社のスタンダード口座と比較
他社のスタンダード口座とも比較してみましょう。
USD/JPY | 0.8 | 1.6 | 1.33 | 0.9 | 1.6 |
EUR/JPY | 1.3 | 2.3 | 1.74 | 1.2 | 2.3 |
AUD/JPY | 1.4 | 3.3 | 2.12 | 3.5 | 2.9 |
GBP/JPY | 1.4 | 3.5 | 2.45 | 2.5 | 3.1 |
EUR/USD | 0.7 | 1.7 | 1.2 | 0.9 | 1.5 |
AUD/USD | 1.2 | 1.9 | 1.52 | 1.0 | 2.0 |
GBP/USD | 0.8 | 2.2 | 1.57 | 1.5 | 2.4 |
比較してみるとLAND-FXのスプレッドの狭さが良く分かります。
日本で人気の高い「XM」や豪華ボーナスで注目される「IS6FX」と比べると、どの通貨ペアもLAND-FXの方が狭いです。
また、スプレッドの狭さに特化し、ボーナスを提供しない「TITAN FX」と比べても、やはりLAND-FXの方が狭く設定されています。
iFOREXは通貨ペアによってはLAND-FXより狭いペアもありますが、平均的に見るとLAND-FXのスプレッドの方が優れている印象です。
ECN口座のスプレッド評価
先述した通り、本来ECN方式の口座はスプレッドが最も狭い口座に設定されています。
ところが、ECN口座は表示されているスプレッドと別に0.6pipsの取引手数料がかかるため、それを加算した「実質スプレッド」で比較する必要があります。
<LAND-FX ECN口座のスプレッドと他社比較>
※()内は手数料込みのスプレッド
通貨ペア | LAND-FX ECN口座 | TitanFX Zero ブレード口座 | AXIORY ナノスプレッド口座 |
---|---|---|---|
米ドル日本円 | 0.3pips (0.9pips) | 0.33pips (1.03pips) | 0.4pips (1.0pips) |
ユーロ日本円 | 0.7pips (1.3pips) | 0.74pips (1.44pips) | 0.6pips (1.2pips) |
ポンド日本円 | 1.0pips (1.6pips) | 1.45pips (2.15pips) | 1.1pips (1.7pips) |
豪ドル日本円 | 0.9pips (1.5pips) | 1.12pips (1.82pips) | 0.8pips (1.4pips) |
ユーロ米ドル | 0.2pips (0.8pips) | 0.2pips (0.9pips) | 0.3pips (0.9pips) |
ポンドドル | 0.4pips (1.0pips) | 0.57pips (1.27pips) | 0.5pips (1.1pips) |
豪ドル米ドル | 0.9pips (1.5pips) | 0.52pips (1.22pips) | 0.6pips (1.2pips) |
今回はスプレッドが狭いと定評のあるTitanFXとAXIORYで比較しましたが、それらと比べてもLAND-FXのスプレッドの狭さは負けていません。
通貨ペアによっては業界トップのスプレッドの狭さを誇ると言ってもいいでしょう。
LAND-FXのスプレッドまとめ
おすすめは圧倒的なスプレッドの狭さを誇るPrime口座
LAND-FXのスプレッドは業界でもトップクラスの狭さと言えます。
特に、手数料のかからないSTP方式のPrime口座のスプレッドの狭さは圧倒的です。
Prime口座は、レバレッジも無制限でロスカット水準0%とハイスペックで制限がないのも魅力。
最低入金額は3万円~で、Standard口座の1,000円のように初心者やちょっとお試しという方向けではないですが、それなりに取引するのであれば特別ハードルの高い金額ではないでしょう。
ECN口座は、手数料がかかるため「実質スプレッド」で見るとPrime口座程のインパクトはないですが、やはりスプレッドの狭さは業界トップクラス。
ただし、最低入金額は10万円~とこちらは敷居が高く、とにかくスプレッドにこだわる上級者トレーダー向けと言えるでしょう。
なお、どの口座も両建てに関しては同一口座内のみ可能で、他社間では禁止されています。
リニューアルしたLAND-FXは魅力がいっぱい
2022年3月にリニューアルして大幅にスペックアップしたLAND-FX。
元々スプレッドが狭いことに定評のある業者でしたが、口座タイプも一新されて、スプレッドの狭さにプラスのメリットが豊富になりました。
特に、ハイレバトレードが売りの海外業者でも他に見ない「最大レバレッジ無制限」。
さらに、ロスカット水準が0%というのも業界でも中々ない低水準です。
約定力も高くスリッページが少ないこと、スプレッドも狭くスキャルピングトレード向きの業者と言えるでしょう。
また、セントビンセント金融機構(FSA)と「英国金融行動監視機構(FCA)の2つの金融ライセンスを所有し、創立2013年からの実績もあり、安全性や信頼性も問題ありません。
ボーナスがないことやスプレッドの狭い口座は最低入金額が少なくないことなど、初心者や海外FXを試してみたいという方よりかは海外FXの経験者向けと言えます。
ハイスペックなトレード環境に通貨ペアも67種類と豊富で、上級者も満足できる業者と言えるでしょう。